持病を抱えるなかでの“勤労”

――臨床検査技師として勤務するのも、持病を抱える愛迷さんにとっては大変なことなように思います。

愛迷 大変でした。疲れやすく、体力がないため、勤務を終えて帰宅するとぐったりしてしまって本当に何もできなくなるんです。フルタイムで週5勤務は最初から無理だとわかっていたため、週3勤務で受け入れてくれる病院を探しました。幸いにもその条件で見つかったのですが、自宅から片道1時間半かかるところで……。

 職場の皆さんには本当にさまざまな配慮をしていただいて、「疲れたら座っていいからね」と声をかけてくれる方もいらっしゃいました。

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 ただ、2024年に心労が重なり、適応障害になってしまい、ちょうど入籍の時期がそこにかぶって退社となりました。

――片道1時間半の電車通勤は身体的な負担も大きそうですね。

愛迷 楽ではなかったですね。一般的な人から見て、私の容姿は病人には見えないようで、カバンにヘルプマークをつけていても席を譲ってもらえることはあまりありませんでした。本当はとても身体がつらくてうずくまりそうになっていても、若い女性というだけでSOSが見過ごされていると感じたこともあります。心不全のように、一見してわかりにくい病気の人の“わかってもらえなさ”を味わいましたね。

現在の愛迷みんみんさん

「愛してもらえているなぁ」と思えた男性と結婚

――ところで旦那さんも、同じ臨床検査技師だとか。どんな方か伺ってもいいですか。

愛迷 そうなんですよ。出会いはマッチングアプリなのですが、本当に最初から優しくて。私は広島県に住んでいて、彼は岡山県に住んでいたのですが、デートのたびに3時間半以上かけて来てくれて。最初からずっと「愛してもらえているなぁ」と感じることのできた男性です。

――愛迷さんはこれまで身体に残った手術痕や左右でサイズの異なるバストがコンプレックスでしたよね。旦那さんはどのように受け入れてくれましたか。