第二の小平事件

 1ヶ月後の12月21日には同じく大宮駅へ買い出しに来た女性が茨城県猿島郡五霞村(現・五霞町)の山林で絞殺。

 翌1947年1月21日には、またも大宮駅へ買い出しに来た女性がタバコ購入の斡旋を持ちかけられた後、埼玉県北足立郡馬宮村(現・さいたま市西区)の山林で絞殺体となって発見される事件が発生した。

 言葉巧みに若い女性に就職口の斡旋を持ちかけ、山林に誘い出した上で殺害するという犯行手口から後に「第二小平事件」と呼ばれる一連の事件は、小平が強姦を目的にしていたのに対して金品奪取が動機だった。

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 警察が同一犯とみて捜査を開始したところ、大宮駅周辺で買い出しの女性に就職先斡旋など甘い言葉をかけている不審な男が浮上。

犯人の正体は⋯

 人相・体格から無職の38歳男性(姓名不明)を割り出し、1947年3月15日に殺人罪で逮捕した。その後の自供で5件の殺人事件が発覚、自宅から被害女性の所持品が確認されたが、検察は3件の殺人罪で起訴し、1950年2月3日に死刑が確定した(処刑日不明)。

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