その男が表舞台に現れたのは、2001年の春だった。

 テレビ東京系列で放送された『TVチャンピオン 全国大食い選手権 ~恐るべし! 九州縦断ニューフェイス決戦~』で、初めてフードバトルに参戦。すると快進撃を見せて準優勝に輝いた。

ジャイアント白田さん ©︎鼠入昌史

 さらに半年後、『TVチャンピオン 全国大食い選手権 ~スーパースター頂上決戦~』で優勝を果たすと、『フードバトルクラブ the 2nd』(TBS系列)でも優勝。フードバトル界隈のニューヒーローに駆け上がっていった。

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 この男の名は、白田信幸。身長195cmという大柄な体格から、「ジャイアント白田」の名で親しまれている。その後もいくつかのタイトルを獲得し、小林尊とともにフードバトルの一時代を築いた。(全2回の2回目/最初から読む

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引退後は“食べられない大食いキャラ”に

 2007年、『元祖!大食い王決定戦 爆食頂上決戦~バリ島編』(テレビ東京系列)での優勝を最後にフードファイターを引退。現在では、串カツ専門店「串カツしろたや」の経営のほか、『水曜日のダウンタウン』(TBS系列)などのバラエティ番組にたびたび出演。“食べられない大食いキャラ”が人気を博している。

「つい先日も、テレビ東京で食べる仕事をしてきました。まあ、あまり食べられるわけではないんですが」

 こう言って笑う白田。ただ、最初は“食べられないキャラ”でテレビに出てイジられることに、いささかの抵抗があったという。

お店では「ジャイアントジョッキ」と「ジャイアント串」が名物(本人提供)

 初めて『水曜日のダウンタウン』に出演したのは、2015年2月に放送された「ジャイアント白田と篠原信一 そっくりだから何かと互角説」。大食いと柔道で交互に戦って勝負を付けるという企画だった。

「まあ、そんなに食べなかったんですよ(笑)。でも、それがかえって企画として面白かったみたいで、よく呼んで貰うようになりました。

 もちろん自分なりに一生懸命頑張りますけど、トレーニングもしていないので昔のようには食べられないですからね。それでも良いなら、ということでテレビにも出させてもらっています」