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主たる玄関口は京急久里浜駅
横須賀市の実質的な中心ターミナルは、横須賀線の横須賀駅ではなく京急線の横須賀中央駅だ。そして横須賀市内のひとつの町である久里浜も、JR久里浜駅ではなく京急久里浜駅が主たる玄関口として機能している。
列車の数で比べてみても、京急久里浜駅には1時間に6本、それも特急や快特という看板列車がやってくる。品川から京急久里浜までは1時間足らず。運転本数も所要時間も、どちらも横須賀線よりも京急線の方が圧倒的に優位なのだ。
どこか寂しげな終着駅
だから、ということもなかろうが、横須賀線の終点・久里浜駅にやってきた第一印象は、どことなくうらぶれた、寂しげな駅というものであった。
ときには11両の電車がやってくるというだけあってホームは長く、さらに西側には広大な留置線が広がっている。けれど、この広い留置線がなんとも寒々しい。
ホームから跨線橋を渡ると、青い屋根が印象的な年季の入った久里浜駅舎。その立派な設えは、かつて天下の国鉄線の終着駅だった時代の誇りというべきか。
ロータリーの真ん中に巨木が聳える駅前は、傍らにいくつかの雑居ビルが並んでいる。
ほかは空き地ばかりで、立派な駅舎がかえって妙に目立つほど。空き地の向こうには横浜F・マリノスのトリコロールに彩られた建物が見えるが、どうやら駐輪場のようだ。
そして、その奥には京急久里浜線の高架が見える。





