4/4ページ目
この記事を1ページ目から読む
法廷に現れた「まさかの人物」
検察側の証人としてふみえ本人が出廷したのだ。証言台に立ち、彼女は明確に言い切った。
「古屋は勝手に私のことを恋人だと思っているだけで私には迷惑ですし、私には全く関係ないことです」
それを被告人席で聞いていた古屋の感情が爆発し、隠し持っていた竹で彼女の胸を突き刺した。幸い全治2週間の怪我で済んだものの、法廷内傷害事件に世間は震撼し、同月30日に下った判決は逆転死刑。
その後、最高裁が上告を棄却したことで古屋の死刑が確定した(1957年7月19日)。
34歳で死刑になった男の「最期の言葉」は…
宮城刑務所で絞首刑が執行されたのは1959年5月27日(享年34)。最期の言葉は「ふみえ、もう一度会いたいよー」だったという。
