「事件当時の私は借金に追い詰められ、返済のことばかり考え、冷静な判断ができませんでした。共犯の佐藤さんが似たような強盗殺人のニュースを見て、『オレは好きな人のためだったらできちゃうかも』と言っていたことを思い出し、力を貸して欲しいとお願いしました。その結果、理性をなくし、事件を起こしました。逮捕後、両親を泣かせました。厳しい刑罰を受けることも覚悟しています」

 共犯の佐藤は麻衣の公判に検察側証人として出廷したが、「今でも好意がある。それは変わらない」と言って驚かせた。

「麻衣のために何とかしなければならない、助けなきゃならないという気持ちが上回った。最後まで麻衣に従うと決めていた。麻衣と別れたくなかった。麻衣がやめようって言ったら、やめるつもりだった」

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 一方、麻衣は佐藤に対して「好意はなかった」と明言し、事件に巻き込んだことについても「あったことはちゃんと言って欲しい」と述べただけだった。

 ホストクラブについては「さすがにもう、懲りる以上のことをやってしまったから、もうないです。今は薬が抜けている状態で、行けなくて辛いとかもないです」と述べたが、現在の交際相手については「言いたくありません」と黙秘した。

懲役は…

 裁判所は「資産家の被害者を選定し、一度は断念しながら執拗に犯行に及んでおり、金への強い執着が見て取れる。

 首を2度絞めていることからも強い殺意があったことが認められ、自己中心的な動機は厳しく非難されるべきだ」と断罪し、麻衣に求刑通り無期懲役を言い渡した。

 なお、佐藤の公判はまだ日時も決まっていないが、相当厳しい判決が下ることは間違いないだろう。

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