朝ドラ主演を経て、いまや映画やドラマに引っ張りだこのトップ女優・今田美桜(29)。医師役から本格的なラブストーリーまで演じ分け、国民的女優としての地位を確立した彼女だが、ファンの間で今なお熱く語り継がれているのが、2020年に発売された写真集『ラストショット』(講談社)で見せたグラビア姿だ。

 当時22歳だった彼女にとって大きな節目となった本作は、タイトルの通りグラビア活動に区切りをつけるという、並々ならぬ決意が込められた一冊でもあった。

語り継がれる写真集

 誌面を開くと、大胆な紐ビキニや可憐な白いフリル衣装をまとった、センシュアルなカットの数々が目を奪う。柔らかなソファに体を預けてこちらをじっと見つめるアンニュイな表情、ショートパンツから伸びるしなやかな脚、華奢な肩から覗く素肌。息をのむほどの透明感が、見る者を一瞬で惹きつける。

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砂浜であぐらをかく姿が印象的だった写真集『ラストショット』(講談社)

 その覚悟、圧倒的な存在感は瞬く間に大反響を呼び、発売直後から異例のヒットを記録。グラビア活動に区切りをつけ、6年が経った現在も重版が続くロングセラーとなっている。

役者としての才能

 水着を脱ぎ捨て、本格的に女優の道を走り出した今田だが、その才能が一気に開花したのが、2018年4月期のドラマ『花のち晴れ~花男 Next Season~』(TBS系)で演じた真矢愛莉だ。

左が今田美桜演じる真矢愛莉。写真はドラマ公式Xより

 おでこを出したツインテール姿がひときわ印象的で、勝ち気な女子高生というキャラクターが見事にハマっていた。可憐さと気の強さをあわせ持つ愛莉を、今田ならではの存在感で魅力的に演じていた。

 2019年1月期の『3年A組−今から皆さんは、人質です−』(日本テレビ系)では、クラスの女子のリーダー格である諏訪唯月役に。

 第5話では物語の中心となる生徒を演じ、普段のクールな雰囲気から一転、感情を爆発させて怒鳴り散らす姿や、泣き崩れる姿を熱演した。その振れ幅の大きさは、今田の演技力を強く印象づけるものだった。

「お前ら全員、頭おかしいんじゃないの!」というセリフが話題に。写真は日本テレビホームページより

 そして2023年7月期の『トリリオンゲーム』(TBS系)では、これまでのあどけなさを残した学生役から一転、したたかな大人の女性へと変貌。

写真はTBSホームページより

 周囲を圧倒するオーラを放ちながら、わがままな社長令嬢を振り切って演じてみせた。華やかな顔立ちを際立たせるゴージャスな衣装も相まって、その存在感は抜群。強気で華のあるキャラクターを演じさせたら、今田美桜はやっぱり強い。