一緒にレースに出て支えてくれた仲間たち
――マラソン生活で一番印象に残っているレースは、どのレースですか。
福士 2013年の大阪国際女子マラソンですね。このレース、渋井さんと小﨑(まり)さんが「福士が出るから出よう」「あいつが走れるように支えよう」って一緒に出てくれたんです。普通マラソンの選手って、人に合わせてレースに出るとかしないですからね。
そのレースで、私が最初の給水で取るのに失敗したんです。そうしたら渋井さんが給水ボトルをくれたりして、緊張も解いてもらいましたし、それで2位になれたんです。私は、ぼっちじゃ走れないので、仲間の存在は大きかったです。
キャラクターを活かした引退後の活動
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引退をしてからはマラソンの解説、マラソンレースのゲストランナー、レースのプロデュース、講演など、独特のキャラクターを活かして多くの仕事をこなしている。
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――ゲストランナーですごくレースを盛り上げていると聞いていますが、市民ランナーを見て、また走ろうかなと思ったりはしないですか。
福士 いや、もう走る気ゼロ(笑)。今はもう笑って、周りのランナーに「頑張れ」っていうだけなので楽しいですよ。ゲストランナーで走るっていっても、ちょっとついていくだけですからね。
でも、渋井さんがゲストランナーで来ると、彼女だけガチで走るんです。今も練習しているんで。最近も彼女に駅伝に呼ばれたんですけど、その時だけは血の味を噛み締めながら必死に走りました(苦笑)。
たまに、そういう刺激を入れるのもいいかなと。まあゲストランナーの仕事もそのうち呼んでもらえなくなると思うので、呼んでもらえるうちはしっかりやろうと思っています。
――福士さんが大会委員長を務める「笑福駅伝」は楽しそうですね。
福士 あれも大変なんですよ(苦笑)。旦那ちゃんと一緒にやってるんですけど、どうせなら誰もやっていないことをやろうというのが彼の中にあって。
協賛してくださる企業さんの存在や、いろんな人たちの協力がないとできないので、ひとつのレースを作るのってすごい大変だなって思いましたね。でも、その分、達成感もありますね。
今年は、有森(裕子)さんを始め、増田(明美)さん、野口(みずき)さん、渋井さん、那須川(瑞穂)さんなどが青森に集まってくれて。来年は、どうなるか分からないですけど、今後も続けていきたいですね。




