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父の死
2日ほど経ったころ、病院から電話がありました。
父が危篤状態だから家族に知らせてすぐに病院に来るように、と言われました。
姉や兄に連絡しようとしたのですが、2人ともつかまりません。
しかたがないので、僕はひとりで病院に駆けつけました。
病院に着くと、僕の名前を呼ぶ父の叫び声が聞こえました。
急いで父のもとにいくと、先生が心臓マッサージをしていました。でも、治療のかいなく父は死にました。僕はあれだけ嫌いだった父の死に泣き崩れました。
それから葬式までの記憶がほとんどありません。
気が付くと家に棺桶があり、中に父が入っていました。葬式には姉も兄も来ていました。いろいろな感情が入り混じって言葉にならず、学校の先生や僕の悪ガキ仲間が励ましてくれたのは覚えていますが、それ以外は何も覚えていないのです。
父の死後、僕は母からこんな話を聞かされました。