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「押収された紙片などから、わいせつ目的だったことは優に認められる。わいせつ行為が未遂だったとはいえ、計画的で卑劣な犯行だ。何の落ち度もない被害者の命が奪われた結果は極めて重大である。しかし、刺したのは1回だけで、残虐とまでは言えず、自首している上、公判でも殺人を認めていることに照らせば、無期懲役刑は重いと言わざるを得ず、有期刑を選択するのが相当である」
納得できない遺族は控訴を求めて署名活動したが、検察側は「より重い判決を得るだけの立証は困難」として控訴しないと発表した。
これを受けて、西森は控訴期限ギリギリに弁護士にも相談せず、自ら控訴を申し立てたが、18日後には控訴を取り下げて判決が確定した。取り下げた理由は不明である。
遺族がモデル事務所を提訴
その後、遺族はモデル事務所を相手取り、安全確保を怠ったために事件に巻き込まれたとして、1億円の損害賠償を求める訴訟を起こした。
事務所側は「モデルは個人事業主であり、事務所の仕事は依頼者との仲介役にすぎない」と反論した。
だが、遺族の鋭い追及には背中を丸めるばかりだった。
遺族「二度と同じことが起きない対策を取ったと、胸を張って言えますか?」
社長「危険はなくなったと考えるが、胸を張って言えるかは正直、分からないとしか言えません」
遺族「他人事だと考えていませんか?」