パフェに魅了され、「パフェ評論家」をしている。
雑誌やWeb媒体でパフェのお店を紹介したり、パフェの魅力を伝えたりしている。進化するパフェにアンテナを張りつつ、エンターテインメントとしてのパフェ文化について考える日々である。昨年は年間で415本のパフェを食べた。
前回はセブンイレブンで手に入れた材料でパフェを作った。今回はファミリーマートですべての材料を手に入れたい。
梅酒入りパピコに導かれ……
前回は抹茶を主役にしたので、別の素材をと考えた。今の時期と言えばまだいちごであり、コンビニにもいちごのスイーツがたくさん置いてある。しかし、コンビニで生のいちごが入手しづらい以上は、いちごパフェは作りづらい(というか作ったらやっぱりいちごのフレッシュ果肉がほしくなってしまう)。
インスタグラムの「#おうちパフェ」で検索しても、やはりいちごパフェの人気は高い。であればなおさら、ここはいちご以外で勝負したくなる。
様子見にファミリーマートに行ったところ、アイス売り場で発見した、新発売の「パピコ 大人の梅ジェラート」が気になってしょうがない。梅か……。梅のパフェは割と珍しい。梅の収穫時期は6~7月だから季節はズレるが、コンビニの材料で梅のパフェが作れたら面白そうだ。
ところでその新発売のパピコには、梅酒が入っている。お酒。なるほど、夜パフェ(シメパフェ)というのもありだな、と思いつく。
ご存じない方に説明すると、パフェ界では、札幌発祥のシメパフェ文化(夜のシメにパフェを食べる文化)がかなり浸透してきているのだ。お酒の入ったパフェや、お酒に合うパフェが流行っている。せっかくだから、パピコ以外にもお酒を使ってみようか。あ、それなら、お酒をパフェにかけるようにしてみたらいいんじゃないかと想像がふくらむ。
お酒をつかうなら、つまみになりそうな具材を合わせていくのが筋では、ということで脇役の材料を選定する。最近のトレンドも取り入れたパフェの構想がこうして固まった。
今回は以下の条件で「うちパフェ」作りにチャレンジした。
・「ファミリーマート」で売っているものだけを材料にする。
・包丁(ナイフ)を使わず、スプーンだけで作る。
材料は以下の通りである(金額はパッケージ全体の価格・税抜き)。
・パピコ 大人の梅ジェラート(グリコ)1本 180円
・チーザ(チェダーチーズ)(グリコ) 3片 180円
・無着色のひとくちカリカリ梅(ファミリーマートコレクション)1.5片 147円
・塩と油を使ってない 4種のミックスナッツ(ファミリーマートコレクション)お好みの量 360円
・プチクリーミーチーズ(ロピア) 1個 147円
・クランキー<チーズ&チーズ>(ロッテ) 適度な長さ 111円
・のむヨーグルト クリーミープレーン(ファミリーマートコレクション) 80~100ml 172円
・The CHOYA ウメッシュ 250ml (チョーヤ梅酒) お好みの量 198円
(2人分作る場合は、「プチクリーミーチーズ」のみ2つ買う必要がある)
さあ、梅、チーズ、ナッツというパンチの効いた大人向けのパフェを作っていこう。