有象無象大集合! 投資界隈野次馬大集結の巻
そこへ、現役WEIN社員を名乗る、前谷優太さん(22歳)のnote弾が炸裂します。
やっぱり世の中こうでなければなりません。
WEINの一員として見てきたことを、すべて話します。
https://note.com/ugokuhonya/n/n6dd5b816560f
なんだろう、この意識高い感じの青いリンゴを齧って口の中が超酸性になる感じは。
しかも、よく見たら現役慶應義塾大学の塾生であることが分かり、先の藍原さん同様、当義塾がまた無用に世間を騒がせてしまい先輩である私としても申し訳ない気分でいっぱいです。さらには、みんな大好き田端大学主宰者の田端信太郎さんが関係している企業にインターン経験があるなど、イケてる雰囲気のヤバい人は常にイケてる雰囲気のヤバい人とワンタッチあるという恐怖体験も味わえます。
一見、この22歳の手による勇気ある告発noteは見ていて面白いわけですが、世にある会社というものは資本関係も含めて契約書と出入金の状況によって動くものであり、その内容を知り得ない一般社員が経営問題について語れる部分は本来少ないわけです。
そのうえで、いくら会社の中のトラブルであるとはいえ、実際に勤務している人物が経営陣や広報での手続きなしに社内の秘密を対外的にブチまけるというのは公益通報以前の問題であるわけで、読み物としては最高に面白いんだけどもコンプライアンスが行方不明になっているあたりに好感が持てます。
さらには、いままで特集を組んで持ち上げてきたNewsPicksが問題を受けて溝口勇児さん、本田圭佑さんのインタビューを掲載。また、日経も当事者である元ネスレ日本の高岡浩三さんのコメントを取っています。さらにはビジネスインサイダーも出てきて、こりゃもうオールスターの風情であります。
【溝口勇児】カネの私物化、パワハラ…疑惑をすべて語る
https://newspicks.com/news/5641817/
【独占】本田圭佑、ファンド崩壊の反省を語る
https://newspicks.com/news/5641817/
なんだろう、この関係者全員が別々のことを言っている感じの大混乱は。
「WEINファンド」解散へ 起業家不在の混乱: 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODZ2538B0V20C21A2000000
一連の話で言えば本田圭佑さんのインタビューだけ読んでいれば感覚的に分かるのではないかと思います。NewsPicksの記事を要約をするならば、本田圭佑さんは要するに溝口勇児さんの人物鑑定を間違えた、いろいろあったが面倒なのでさっさと問題を収束させて次の事業や投資のことを考えたい、と愚痴混じりにお話しいただいたという形になります。
いやー、なんというベンチャー界隈あるあるなんでしょう。勉強になります。