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なぜアレとコレが合体?「アジアの衝撃いんちきおもちゃBEST20」鬼滅のピカ、腰振りネズミ、激渋ネコ型ロボット…

2021/03/07
note

12位:【無敵トーマスロボ】

正式名称:変型托馬斯 TRANSFORMABLE TOMAS
発見場所:中国
発見時期:2009年ごろ

12位【無敵トーマスロボ】変型托馬斯 TRANSFORMABLE TOMAS
12位【無敵トーマスロボ】変型托馬斯 TRANSFORMABLE TOMAS
12位【無敵トーマスロボ】変型托馬斯 TRANSFORMABLE TOMAS

 中国では2009年ごろに『きかんしゃトーマス』の放送が始まり、ブームになりました。いんちきおもちゃ的にも最初のうちは普通の機関車のオモチャをコピーしたようなもので、現地のおもちゃ屋でも「ただの機関車じゃつまらない、どうせならロボットにでもなればいいのに」と話していたんですよ。ところがある時、店のオヤジがニヤニヤしながらコレを持ってきたのでびっくりしました。まさか本当にロボットになるなんて(笑)。

 ロボットになるトーマスはその後、中国で定番になり同じような便乗商品が沢山作られました。

11位:【本物の目の位置はどっちだっけ?】

正式名称:不明
発見場所:中国
発見時期:2006年ごろ

11位【本物の目の位置はどっちだっけ?】正式名称:不明
11位【本物の目の位置はどっちだっけ?】正式名称:不明

 皆さんも試して欲しいんですけど、何も見ないでドラえもんを描いてみると、意外と目の位置を間違えちゃうことがあるんですよ。それはいんちきおもちゃを作っているメーカーも同じようで、目の位置が顔の青いラインより上にあったり、逆に青いラインより下に目がついてる商品をよく見かけます。

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 中でもこの二つは両極端に間違っているぬいぐるみ。しかも片方は首元の鈴の形も違ってる。簡単そうなデザインなだけに、ちょっとでもズレているとそれだけで違和感があって面白いんです。

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