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「成人マンガの宣伝で見たようなこと、全部やってもらってる!」

 念入りに下調べをして迎えた当日。写真から予想した通りの、清潔感があってすらっとした20代前半の青年がやってきた。ミユキさん曰く「AV男優の一徹さんの顔をもう少し縦にのばした感じ」とのことだ。

 まずはカウンセリングシートを渡されて、あれこれ記入した。

「お店をどこで知りましたか? とか、呼んでほしい名前は? とかに答えていくと、下にいくにつれてだんだんエロい質問になっていくんですよ。どこが感じる? SかMか? やってほしいことは? みたいな。

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 黙々と回答していると、床に跪(ひざまず)いて距離をとっていたセラピストがいつの間にか近づいてきて。『え~耳が性感帯なんだ……』なんてささやきながら肩に手をまわされ、浴室に連れて行かれました」

 その後はマッサージをするという名目でベッドに横になり、希望した性的なサービスを施してもらう……というのが女性用風俗の一連の流れだ。風営法にのっとって挿入はNGだが、「それ以外のことはすべてやってもらえると言っても過言ではない」とのこと。

写真はイメージです ©iStock.com

「『成人マンガの宣伝バナーで見たようなこと、全部やってもらってる!』と、心から衝撃を受けました(笑)。初めて会う異性の前で裸になるのは当然抵抗ありましたけど、流れがあまりにもなめらかだったのと、『お金払ってるしいいじゃん!』と開き直れた部分がありますね。鏡にガッて顔を向けさせられて、『金で男を買った気分はどう?』と言ってもらったのも、とてもよかった……」