3、「文春野球AWARDS 2021」個人タイトル発表
◆首位打者
首位打者はPV数/HIT数で算出される「打率」を競います。規定打席は「5」に統一しています。
パ・リーグ 今井豊蔵(初).128
セ・リーグ 三輪正義(2).183
【パ・リーグ】
1位 .128 今井豊蔵(日本ハム)
2位 .127 黒川麻希(埼玉西武)
3位 .121 斉藤こずゑ(日本ハム)
3位 .121 G.G.佐藤(東北楽天)
5位 .098 木村幹(オリックス)
6位 .096 米野智人(埼玉西武)
7位 .090 田中大貴(オリックス)
8位 .084 市原武法(オリックス)
9位 .069 ノボセもんなべ(ソフトバンク)
10位 .066 田尻耕太郎(ソフトバンク)
【セ・リーグ】
1位 .183 三輪正義(ヤクルト)
2位 .129 長谷川晶一(ヤクルト)
3位 .122 吉井祥博(横浜DeNA)
4位 .114 長尾隆広(中日)
5位 .086 若狭敬一(中日)
6位 .083 笑福亭べ瓶(ヤクルト)
7位 .075 石塚隆(横浜DeNA)
8位 .055 いしいしんじ(阪神)
9位 .050 カルロス矢吹(中日)
10位 .028 三島邦弘(阪神)
◆本塁打王
本塁打王は、一本当たりの最大HIT数=飛距離として計算します。各個人、最大飛距離のコラム1本がエントリーの対象になります。
パ・リーグ 田中大貴(オリックス) 2990HIT
セ・リーグ 三輪正義(ヤクルト) 3946HIT
【パ・リーグ】
1位 2990 田中大貴(オリックス)
「2014年10月2日、オリックスが優勝を逃した夜、糸井、金子、柳田が集まって話したこと」(9/7)
2位 2343 斉藤こずゑ(日本ハム)
「中田翔の穴は中田翔しか埋められない 慣れない日々と私の違和感」(6/24)
3位 2044 G.G.佐藤(東北楽天)
「拝啓 涌井秀章様 “愛の波動砲”G.G.佐藤からの手紙〜北京での無念を後輩たちが晴らしてくれたねの巻」(8/6)
4位 2063 木村幹(オリックス)
「娘が家を出ていった…ごめんな、オリックスの優勝を見せてあげられなくて」(4/1)
5位 1764 えのきどいちろう(日本ハム)
「『何かすいませーん!』苦しいときに輝く男・杉谷拳士は“本当のヒーロー”だ」(5/14)
【セ・リーグ】
1位 3946 三輪正義(ヤクルト)
「『何かあったら僕が出ていく』誰よりも熱いヤクルト・高津臣吾監督から三輪広報が学んだこと」(9/21)
2位 3385 小杉陽太(横浜DeNA)
「『あっ、これで本当にプロ野球選手ではなくなるんだな』…元ベイスターズ選手が振り返る、戦力外通告は“始まりの合図”」(10/13)
3位 3361 大山くまお(中日)
「さようなら、私たちが愛した“火の玉ストレート” 中日・木下雄介投手を悼む」(8/9)
4位 2908 石塚隆(横浜DeNA)
「『トバに謝ってください!』伊藤光、戸柱、嶺井…ベイスターズ捕手陣のプライド」(5/19)
5位 2860 新藤晴一(広島)
「『わしらが応援せんとダメかー』…ポルノグラフィティ新藤晴一が綴る“カープファンの親心”」(7/10)
◆最多勝
パ・リーグ えのきどいちろう(3年連続3回目)7勝0敗
梶原紀章 (3年連続3回目)7勝9敗
セ・リーグ 長谷川晶一 (3年連続3回目)6勝1敗
三輪正義 (2年連続2回目)6勝1敗
菊田康彦 (初) 6勝1敗
【パ・リーグ】
1位 えのきどいちろう(日本ハム) 7勝0敗
梶原紀章(千葉ロッテ) 7勝9敗
3位 青空百景(日本ハム) 5勝0敗
斉藤こずゑ(日本ハム) 5勝1敗
木村幹(オリックス) 5勝2敗
田中大貴(オリックス) 5勝2敗
7位 今井豊蔵(日本ハム) 4勝2敗
黒川麻希(埼玉西武) 4勝2敗
G.G.佐藤(東北楽天) 4勝3敗
10位 山口史朗(埼玉西武) 3勝1敗
片倉景綱(東北楽天) 3勝2敗
米野智人(埼玉西武) 3勝3敗
上杉あずさ(ソフトバンク) 3勝5敗
【セ・リーグ】
1位 長谷川晶一(ヤクルト) 6勝1敗
三輪正義(ヤクルト) 6勝1敗
菊田康彦(ヤクルト) 6勝1敗
4位 若狭敬一(中日) 5勝2敗
5位 河合洋介(広島) 4勝0敗
長尾隆広(中日) 4勝1敗
笑福亭べ瓶(ヤクルト) 4勝2敗
8位 カルロス矢吹(中日) 3勝1敗
ガル憎(広島) 3勝1敗
ザ・ギース尾関(広島) 3勝1敗
吉井祥博(横浜DeNA) 3勝2敗
石塚隆(横浜DeNA) 3勝2敗
服部健太郎(巨人) 3勝1敗
というわけで、東京ヤクルトスワローズ三輪正義選手が首位打者・本塁打王・最多勝のタイトルを獲得し、文春野球史上初となる三冠王(打率.183、3946HIT、6勝1敗)となりました。球界初の三冠王広報として、いろんなところで自慢したり、周りの人が褒めたりしてあげてくださいね。
◆新人王
パ・リーグ 黒川麻希(埼玉西武)
6試合4勝2敗 .128
セ・リーグ 小杉陽太(横浜DeNA)
3試合2勝1敗 通算6068HIT
◆新人特別表彰
パ・リーグ 市原武法(オリックス)
セ・リーグ 服部健太郎(巨人)
松樟太郎(阪神)
パ・リーグの新人王は埼玉西武の黒川麻希さん。文化放送ライオンズナイターのディレクターとして現場目線の好記事を連発。ルーキーにしてCSでも緒戦を任されるほどの信頼感を得ました。セ・リーグの新人王は横浜DeNAの小杉陽太さん。3試合だけの登板ながら経験に則した筆はどれも秀逸でベイスターズOBの文章力の高さがまたひとつ証明されました。来季はコーチとして現場復帰となりますが、気が向いた時にでもご寄稿お待ちしております。おめでとうございました。
4、2021年度最優秀コラムの発表
オリックスバファローズ 田中大貴
「2014年10月2日、オリックスが優勝を逃した夜、糸井、金子、柳田が集まって話したこと」(9月7日)
今季25年ぶりのペナントレース優勝を果たしたオリックス。コラムでも旋風を巻き起こした文春オリックスの監督、田中大貴さんによる渾身の一作です。2014年10月2日――。オリックスが優勝に最も近づき、そして逃したあの日のソフトバンク戦。その試合後に投打の主軸である金子千尋、糸井嘉男とともに過ごした夜のこと。途中からは勝者であるソフトバンクの柳田悠岐も交え、語り明かしたあの日を想い、そして今を綴る。激闘の舞台裏にある選手の思いを綴った素晴らしいコラムは、今季パ・リーグ最多HITを獲得した作品でもあります。2021年度のコラムMVPおめでとうございました!
尚、日本一、セパ優勝チームにはペナントを。個人タイトル各賞の皆様には記念の盾を送らせていただきます。みなさま、1年間ありがとうございました。
5、文春野球ウィンターリーグ2021―2022のおしらせ
このオフもまた、野球コラムの冬型配置、「文春野球ウィンターリーグ」が行われております。これはチーム戦ではなく、個人の戦いです。ジャンルは球団、プロ、アマの限定はなく、野球コラムであればアマチュア・プロを問いません。期間は12月1日(水)~2月28日(月)までの3か月間。合計2本を上限としてHIT数の合計で競います。ペナントレースとは違った書き手の登場にもご期待ください。
以上、2021年最後の文春野球コミッショナーだよりでした。今シーズンも文春野球を応援いただき誠にありがとうございました。来シーズンはどんな陣容になっているのでしょうか。まだ誰もわかりませんが、6年目のシーズンでお会いできるよう、文春野球一同このオフに自主トレに励みたいと思います。それではよいお年をお迎えくださいませ。
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※「文春野球コラム ペナントレース2021」。コラムがおもしろいと思ったらオリジナルサイト http://bunshun.jp/articles/51203 でHITボタンを押してください。
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