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~LDK、億ション、高級マンション…「日本ではじめて」を作った“レジェンドマンション”の現在

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伝説マンションBEST45 第2回・1960年代「ヴィンテージマンション」編

2022/06/24
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13 秀和花房山レジデンス(1967年/秀和)

「秀和花房山レジデンス」(品川区上大崎)は1967年に分譲され同年11月に竣工している。竣工年では「秀和外苑レジデンス」より9ヵ月遅い。施工会社は中野組である。こちらの方は目黒駅前の大規模再開発の一環として建て替えられて現存しない。

秀和花房山レジデンス(2012年7月撮影)

 周辺の3つの分譲マンションと併せて建て替え事業が行われ、現在は「ブリリアタワーズ目黒」となった。分譲開始時期は「秀和外苑レジデンス」とほぼ同時だと思われる。全34戸のうち21戸が専有面積50㎡未満のコンパクトマンションタイプである。初期の秀和マンションはコンパクトタイプの住戸サイズを主力として供給していたことがわかる。

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 立地が品川区という点では「秀和外苑レジデンス」よりも価格面で弱く、1989年の中古事例8500万円(45.51㎡)が坪単価では617.4万円で最高価格となった。建て替え前の2006年に最後の売事例が出ているが坪単価は150万円程度となっていた。