夢と学校生活を両立するために親は応援したい
――じゅなちゃんのモデル活動と通学の両立が難しくなっていると。今後はどのように折り合いをつけていくのでしょうか。
じゅな モデル活動はこの先も続けたいです。学校に通いながら、「eggモデルになる」という夢に近づけるように努力していきたいです。
お母さん やっぱり娘には「モデル活動をしたい」、「eggモデルになりたい」という夢があるので、そこは親として応援してあげたいなと思っています。eggモデルになるためにはSNS活動なども審査されるので、「ギャル」でいることが求められますし。かといって中学校は義務教育なので、きちんと勉強はしてほしいですね。
お父さん 子どもがやりたいことをまずは尊重してあげたいと思います。最近ではTVに出演したり、いろんなブランドからオファーもいただいています。プロのモデルとして、活動しているので、そこは少し学校側に理解していただきたい部分ですね。
――じゅなちゃんは今の状況についてどう思いますか。
じゅな うーん。みんなと授業を受けたいですね。それなら髪を黒くしなさいと言われるんですが、やっぱりそこはどうしても譲れなくて。
でもこのまま一人で勉強を続けると心が悲しくなってしまうと思います。
――たしかに、学校は社会を学ぶ場でもありますから、集団行動をすることも意味がありますよね。
お母さん そうですね。学校のルールがダメならば、それに従うしかないです。校則はある程度は必要だと思いますし。ただ今の形がベストな解決策なのかについては、議論の余地があると思っています。今後もそこに関しては学校側と話し合いを続けていきたいです。
――eggモデルの中には、中学生でも髪を染めている子もいますが、ルールが緩い学校もあるのでしょうか。
お父さん そうみたいですね。モデル活動をしていることに理解のある学校も増えてきていると聞いています。金髪だけは仕方ないからOKだけど、爪やメイクはせずにしっかりと授業を受けることを約束している方もいるみたいです。
写真=山元茂樹/文藝春秋
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