Fさんは、娘さん、お孫さんと3代でジャニーズを応援しています。「ジャニーさん時代の愛や人情がある采配が、どんどんなくなってきたんじゃないか」と感じていると言います。
ジャニーズファンはもちろん、ファンでなくても今のジャニーズに殺伐とした空気を感じる人は多いでしょう。そのザラついた空気は治安の悪化につながります。
先日も、関ジャニ∞がコンサートで導入する制御式ペンライト(通称フリフラ)をめぐって「人権無視ペンライトではないか」とSNSで論争が起こりました。制御式ペンライトは、主催者側が演出に合わせて点灯タイミングを管理するもので、嵐のコンサートでは多く用いられてきたものです。ファンが好きな色を灯すペンライトとはまた違った一体感のある演出が可能になりますが、その是非をめぐってぶつかり合いが見られました。
11月16日に紅白歌合戦の出場者が発表された時も、「やっぱりオキニが優遇されて、冷遇されているグループがあるんじゃ?」などの不満がうずまき、せっかくのめでたい日が祝福の言葉で満ちるようなことはありませんでした。
いつも誰かが不幸で、愛する自担もいつどうなるかわからない状況では、ファンの心も荒れて落ち着かなくなるものです。だから、普段なら笑ってスルーできることにさえ過敏に反応し、過激な言葉を投げ、またそれを受けて乱暴な言葉を返し……という負のループが起きている気がします。
こんなことが続いては、ジャニーズを応援することが楽しくなくなってしまう人さえ出かねません。「心配させるのもファンサのうち」とは言いますが、それは「次の曲のダンス、自担うまくできるかな?」みたいなことで、こういうのじゃないんだよ……。
ジャニーズファンにとって、事務所への信頼感が大きく棄損した状況は息苦しいものです。この状況に風穴を開けてくれる光明はあるのでしょうか。
滝沢さんは「オレは休みたいんだよ~」
真っ先に期待するのは、やはり滝沢さんの動きです。
ご本人は“冒険家”という肩書きでTwitterを始め、毎日“bio欄”を活用して近況を報告してくれています。DMも開放されていて、ときに“DM返し!”としてファンの質問に答えてくれるなど、サービス精神も旺盛です。
ただ、今後の活動についてはさまざまな憶測をやんわりと蹴飛ばしておられます。「オレは休みたいんだよ~」ともコメントされていて、もちろんそれは本心なのでしょうが、世の中には本当のことはいくつもあります。