ゲームにピッタリなフリーきっぷで佐久間駅へ
あおなみ線で名古屋駅に戻り、JRの指定席券売機で「青空フリーパス」を購入した。おとな2620円で名古屋圏のJR東海在来線が乗り放題になる。土曜休日と年末年始に販売するきっぷで、チェックポイント巡りにピッタリだ。
今日は時間の都合で飯田線の佐久間駅へ行くだけだ。それでも名古屋～豊橋～佐久間、佐久間～豊橋の乗車券は合わせて3810円だから、約1200円もおトクだ。
実は豊橋まで名古屋鉄道に乗った方が少し安い。だけど今回は「まるで桃鉄」のチェックポイント巡りがテーマだ。経路上のチェックポイントは東海道線の金山、刈谷、岡崎、蒲郡、豊橋（2回目）。
飯田線に乗り換えて豊川、中部天竜、そして佐久間に到着。
佐久間駅に来た理由は、ゲーム画面に「飯田線に佐久間という駅があります！ 行ってみたら何か起こるかも！」と表示されたから。「桃太郎電鉄」のファンならピンときたと思う。そう、「桃太郎電鉄」の作者「さくまあきら氏」の名前にかけている。JR東海から佐久間氏へのリスペクトだ。
佐久間駅でチェックイン。さて、何が起こったかはネタバレになるから内緒だ。とてもビッグなボーナスがあったとだけ書いておこう。ぜひ行って確かめてみて。
佐久間から豊橋へ、飯田線の各駅停車で約2時間の旅。日没を迎え、さすがに疲れてしまい、チェックポイントをいくつか寝過ごした。
体力の限界か、豊橋からは各駅のチェックインをあきらめて「こだま」ではなく「ひかり」で新横浜に戻る。新横浜で最後のチェックイン。総資産は10億2290万円になった。1日で10億稼いだという満足感（笑）。
東海道新幹線とあおなみ線と東海道線と飯田線の車窓も楽しみ、充実した「日帰り乗り鉄」だった。
写真＝杉山淳一
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