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リンリンの告白「解散が決まったとき、渡辺さんの優しさをすごく感じました」

——解散をどのように受け止めていますか?

 悲しい出来事ですけど、このままBiSHを続けていても、スケジュール的に6人全員がソロ活動を活発にやるのは難しいだろうし、メンバーそれぞれがやりたいことをやるためには良いことだなと思います。

©前康輔

 だから解散が決まったときもそんなにショックはなく、むしろ渡辺さんの優しさをすごく感じました。BiSHがピークの中で解散するのって、事務所からしたら経営的にも大変な出来事じゃないですか? ホントに私たちのこれからの人生を考えてくれての決断だなって感じたので、ありがたく受け止めました。人生まだ長いなと思える年齢の時期にBiSHにいられたことは良かったなと思って。なのであまり悲しく考えず、この先起こることを楽しみにしています。

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——解散後にやりたいことも、見つかったようですね。

 ちっちゃい頃から何か作ったり描いたりするのが好きだったので、アートにまつわることをやっていきたいです。「アイドル如きが」と思われないようにするには、どうしたらいいんだろうって悩みながら。

 幼稚園の文集を読み返していたら、「将来の夢はポスターのデザイナーになることです」って書いてあったんです。それ、お姉ちゃんが小学生のときにそう言ってたのを真似しているんですよ。

 お姉ちゃんは私と真逆の目立ちたがり屋で、BiSHのオーディションも受けていて。私があまりにしゃべらないものだから、渡辺さんに「妹はこういう性格で」って自分のこと以上に一生懸命説明してくれました(笑)。当時からずっと私のことを応援してくれていたんですよね。