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現場でいろんな人に「続編、あるんですかね?」って

――今回のキーワードにもなっている「別班」はご存知でしたか?

「なんとなく知ってました。ネットとかでネタになったりとかって話は聞いたことがあって。事実っぽいけど、公式的には否定されてる、いや、それは否定するだろうみたいな。台本を読んでる途中で、『うお、あれか!』ってなって」

――「本当は別班なんじゃないですか?」とか、問い合わせが来たりしませんか?

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「僕個人でTwitter(現・X)とかをやってないのであまりですけど、事務所のアカウントで“別班饅頭”を持ってる写真をあげたら『これみよがしに別班宣言ですか?』とコメントいただいたことはありますね。これも考察対象なのかと。『別班説』と『テント説』と『大穴(何もない)』なんて言ってもらったりしてるんですけど(笑)」

――本当に反響がすごいですね。

「ちゃんと視聴者に伝わってるんだなって思いますよね。良いもの作っても評価が得られないことなんていくらでもありますから……。あと、予算とかも全部含めて、やっぱり業界もちょっと驚いてますもんね」

山本と鈴木の2ショット(ドラマのインスタより)

――ドラマ業界でもかなり話題になっていますか?

「はい。どうやったらこんな予算使って モンゴルなんかに行けるんだ、なんかもう映画じゃねえかって。多分それは監督個人の愛される力とか、色んな協力態勢で実現しているはずで。この規模は、テレビドラマっていう枠ではちょっと考えられません。是非、続編をやって欲しいですけどね。ただ、現場でいろんな人に『続編、あるんですかね?』って聞いてるんですが、みんな『いや、分からん』って。誰も口を割らないですよね(笑)」

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 9月6日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および9月7日(木)発売の「週刊文春」では、「文春“別班”が本気で追った 『VIVANT』9つの謎」と題し、堺雅人や二階堂ふみ、阿部寛ら主要キャストの知られざる秘密など、7頁にわたって同作の大特集を掲載している。さらに「文春オンライン」でも、『VIVANT』に関する記事を多数配信する予定だ。

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