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関税・保護主義の流れが確定的になり、製造業の国境をまたいだサプライチェーンの課題が改めて浮き彫りになりつつある。「日本製」にこだわる寺一の目的意識は、淘汰が進む糸や染色の原料メーカーの存続に深く関係している。老舗の卸問屋エトワール海渡もまた、風土に根差した「日本製」の担い手たちがものづくりの楽しさを生きがいにできる舞台の提供を、最大のミッションにする。
互いを命綱にしてつくりあげられる製品の数々が、求める人のところに着実に届けられるようにするには何をすべきか。新たな流通インフラを築くための試みが、続けられている。
座安 あきの(ざやす・あきの)
Polestar Communications取締役社長
1978年、沖縄県生まれ。2006年沖縄タイムス社入社。編集局政経部経済班、社会部などを担当。09年から1年間、朝日新聞福岡本部・経済部出向。16年からくらし班で保育や学童、労働、障がい者雇用問題などを追った企画を多数。連載「『働く』を考える」が「貧困ジャーナリズム大賞2017」特別賞を受賞。2020年4月からPolestar Okinawa Gateway取締役広報戦略支援室長として洋菓子メーカーやIT企業などの広報支援、経済リポートなどを執筆。同10月から現職兼務。朝日新聞デジタル「コメントプラス」コメンテーターを務める。
Polestar Communications取締役社長
1978年、沖縄県生まれ。2006年沖縄タイムス社入社。編集局政経部経済班、社会部などを担当。09年から1年間、朝日新聞福岡本部・経済部出向。16年からくらし班で保育や学童、労働、障がい者雇用問題などを追った企画を多数。連載「『働く』を考える」が「貧困ジャーナリズム大賞2017」特別賞を受賞。2020年4月からPolestar Okinawa Gateway取締役広報戦略支援室長として洋菓子メーカーやIT企業などの広報支援、経済リポートなどを執筆。同10月から現職兼務。朝日新聞デジタル「コメントプラス」コメンテーターを務める。
