「ザ・ノンフィクション」で大きな反響を呼び、年間2000件以上 の恋愛・結婚についての相談を受ける結婚相談所マリーミー代表・植草美幸さん。みずから受け持つコースでは成婚率80%を達成するなど業界異例の結果を残しています。
ここでは話題の新刊『結局、女は「あざとい」が勝ち』(清談社Publico)から一部を抜粋。この本は、架空の3人の女性をモデルにしたストーリー形式で、フィクションではあるものの、婚活現場で実際によくある相談やその解決策が具体的に解説されています。今回は、40歳の貴音さんという女性をモデルにして、「あざとい」ことは悪でなくプラスであるという、植草さんの婚活論を紹介します。
(全3回の3回目/もっと読む)
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ムダな雑談が多くてイライラしてました
植草 ところで貴音さん。前回の男性とのお見合いで、いまいち会話が盛り上がらなかったいちばんの敗因はなんだと思いますか?
貴音 なんでしょう。やっぱり私が質問攻めしたせいでしょうか。
植草 貴音さんの表情。男性が冗談を言っても笑わずにムスッとしていたから、それで相手にお見合いがつまらないのかなって印象を与えてしまったみたいなの。
貴音 まぁ、たしかに、あまり面白くなかったので笑った記憶はないですね。男性のムダな雑談が多くて深い話し合いができないので、少しイライラしてました。
