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プチ歓楽街には何がある?
バラック建てのような小さな建物がひとところに集中し、どれもこれもスナックなどの看板を掲げている。
脇には大きな空き地があったが、これはスナック長屋か何かを取り壊した跡なのだろう。「新天地」の名からもわかるように、いわばここは御殿場のプチ歓楽街なのだ。
なぜ御殿場にはスナックが多いのか
駅前といい、新天地といい、どうにも御殿場の町にはスナックを中心とした歓楽街が多い。
箱根山と富士山に挟まれた高原都市にしては、ちょっぴり違和感を抱く。
登山客が下山後にスナックに立ち寄るとも思えないし、御殿場市の人口は約8万人。駅前にいくつものスナックが集まるような、歓楽の町とは考えにくい。いったい、どういうわけなのか。
このナゾの答えは、きっと町の歴史の中にあるはずだ。





