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若い芸人へのアドバイス
松尾 僕からですか? 言えることなんかないですよ!
――いやいや、なんかあるでしょ。
松尾 これから芸人をはじめようとする人には、ひとつだけありますよ。
――おお、なんだろう?
松尾 「やめといた方がいいんじゃないか?」って。
――あはははは! それはさっき言った、いまの時代が窮屈だからってこと?
松尾 うーん、っていうか、いまの時代「売れる」って無理に近くないですか? だって僕らの同世代も、半分どころじゃない、ほとんどの芸人が無理だったじゃないですか。みんな辞めてっちゃって。
僕も結局、ちょっとだけ調子がいいときもあったけど、やっぱり先のことを考えると難しくなって解散しちゃいましたし。売れるのも難しいですし、いちど売れてもそのまま生き残るのって難しいですから。結局、99%以上いなくなりますからね。もし芸人を始めようかと本気で相談してくる子がいたら「やめた方がいいよ」って、たぶん言うと思います。
とはいえ「人生、いちどは自分のやりたいことをやったほうがいいよ」とも思うので、難しいですけどね。
――そうだなあ。「売れるのは難しいよ」って諭しても「自分は大丈夫です! 絶対に売れます!」って思ってる人がなるのがお笑い芸人だから。