――年齢はバレることなく?

廣瀬 ママは怪しんでいたけど、確信はなかったと思います。でも、駅前にいるヤンキーと仲良くなってよく遊んでいたら、ママの息子の知り合いだったらしくて、それ経由でバレてしまって。

「中学生だったなんて知らなかった。こっちが捕まっちゃう」って、組長が呼び出されて。「中学生だったじゃないの。うちは無理だからね」って追い出されました。

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シャブを覚えてセックス三昧の日々

――また流浪の身になってしまいますね。

廣瀬 いろんな男の家を転々としていました。その当時、茨城の古河にいる男の子たちと仲が良かったんです。すごく悪いやつばっかりで、中学生なのにヤクザの事務所にも出入りしていて。その事務所の近くに、ヤクザがいっぱい来る家があったんです。誰でも自由に使っていいよっていう場所。

 私たちもそこに行くようになって。そこでシャブを覚えて、セックス三昧っていう環境の中で過ごしていました。

 でも、結構優しくしてくれて。ご飯とかも「これ食べな」って用意してくれたりで、生活する分には困らなかったです。

 

――ヤクザも出入りしているくらいだから、いろいろとすごそうですね。

廣瀬 悪さのレベルが全然違いました。「うわっ、注射器出てきた」「これは本物だ」って。

 その当時って「覚せい剤やめますか? それとも人間やめますか?」ってCMがよく流れていたのもあって、覚せい剤はさすがに抵抗があったんです。

――でも、プスッと。

廣瀬 目の前で当たり前のように打ってるのを見てると、警戒心が薄れてしまって。打ったらいきなり裸踊りするとかでもないから、どんなものかが分からなくて。

「腕出してみな」って言われて打ってみたら、気持ち悪くなって吐いちゃって。体が子供だったからなのか、全く効かず「こんなものの何がいいんだろう」と思いましたね。

――ハマらなかったと。

廣瀬 全然。シンナーばっかり吸っていました。でも、イケメンのヤクザと付き合った時に、「やってみろ」って言われて。その人が好きだったからやり出したら、「なんて気持ちいいんだろう」って。

 全身がゾワゾワっとして、彼の手がちょっとでも触れただけで、それまで感じたことのない快感が押し寄せるんです。シャブやってのセックスなんか覚えたら、もうやめられないというか。嫌いな人とでもできちゃうくらいすごかった。