当該の資料には写真だけでなく、マンデルソンがエプスタインの助手に「下着の買い物をしたい」と相談したり、その日の夜の「2人の女の子の手配」についてやり取りしたメールも含まれていたとされる。

公開から1カ月で政治家から容疑者へ

2026年2月1日、このショッキングな写真がSNSで拡散すると非難が殺到。マンデルソンは労働党からの離党を余儀なくされた。2月3日には貴族院議員の辞職に追い込まれた。

同年2月23日、マンデルソンは公職者汚職容疑でロンドン警視庁に逮捕された。約9時間にわたる取り調べの後、翌24日未明に保釈された。現在は自宅に居住している模様だ。警察側は約350万ページのエプスタイン文書に加え、マンデルソンの自宅から押収した資料を現在精査中であり、彼を起訴するかどうかは確定していないという。

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過去何度か政治家として不死鳥のごとく蘇(よみがえ)ったマンデルソンだが、今度ばかりは再起不能と見られている。

小林 雅一(こばやし・まさかず)
作家・ジャーナリスト
1963年、群馬県生まれ。KDDI総合研究所リサーチフェロー、情報セキュリティ大学院大学客員准教授。東京大学理学部物理学科卒業後、同大学院理学系研究科修士課程を修了。その後、東芝、日経BPなどを経てボストン大学に留学、マスコミュニケーションの修士号を取得。ニューヨークで新聞社勤務。帰国後、慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所などで教鞭をとった後、現職。『AIの衝撃 人工知能は人類の敵か』『ゼロからわかる量子コンピュータ』(ともに講談社現代新書)、『5Gの衝撃』(宝島社)など著書多数。
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