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外国人観光客が向かう先は?
いまでは旧街道や鉄道はもとより、国道すら広域交通の主役ではなくなった。新幹線と高速道路の時代だ。だから岩沼も、交通の要の地としての存在感はさすがに薄らいでいる。
しかし、それでも仙台との近さもあって、ベッドタウンとして確かな地歩を築いているのだ。
ところで、例の外国人観光客殺到問題。彼らはこうした岩沼の歴史を知って訪れているのだろうか……と思ったが、町中でも竹駒神社でも、外国人観光客らしき姿はほとんど見かけない。
どうやら、インバウンドに人気なのは駅から2kmちょっと西側の山裾にある金蛇水神社なのだとか。金運アップに御利益があるとかで、アジア圏を中心に大人気なのだという。
ただ、彼らのほとんどは岩沼とお隣の名取市に跨がる仙台空港からクルマ(バス)で直接やってくる。岩沼駅に降りて歩いて、などという人はほとんどいないようだ。
要の地としての存在感が薄らいだ令和のいま、思わぬ方向から岩沼を訪れる人が増えているのである。
撮影=鼠入昌史


