「体の変化って大きいよね」「平屋暮らしに憧れちゃう」

右から、野宮真貴さん、上田淳子さん。

野宮 以前はどんなおうちにお住まいでしたか?

上田 よくある建売の3階建てでした。自分が決めた間取りではないという不満と、家事で上がったり下りたりが多すぎてストレスが溜まってしまって。例えば、お風呂は1階で、洗濯機は3階のベランダ。年を取ってもここで生きていけるのだろうかと。動線よく暮らしたいということもテーマでした。みなさんはどんなおうちにお住まいですか?

野宮 うちは小さな戸建てですが、息子が社会人になって出て行ったので広さは夫婦で十分なんです。でも、リビング・ダイニングが2階で、お風呂は1階と、生活動線が上下にわかれているので将来的に不安。しかも私、骨密度が低いので、万が一階段で足を滑らせて骨折したらどうしようって。1階だけで暮らせるようにリフォームするか、マンションに住み替えるのがいいのかなと考えていて。

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松本 うちも階段で悩んでます。いまは2階3階が夫婦の主な生活の場になっているんです。ただ、私の股関節が痛くなっちゃって。階段の上り下りが大変なので、もっと年を取ったら無理かもしれない。大きなものを3階まで運んだりすることができないなって。

野宮 体の変化って大きいよね、やっぱり。

松本 こんなにも大変になるんだなって。平屋暮らしに憧れちゃう(笑)。

体力があるうちに住み替えを考える

右から、上田淳子さん、渡辺満里奈さん。

渡辺 うちは夢を詰め込みすぎた家なんですよ(笑)。子供が高校生と大学生なので、広さ的にはちょうどいいんですが、将来を考えると不安。10年後、子供たちがいなくなったら手に余りすぎる家になるので。

上田 満里奈さんはいまおいくつですか?

渡辺 いま55歳で、今年56歳になるんです。

上田 私が焦りを感じたのがやっぱりその年頃でした。いまは大学生の息子たちが2人いるけれど、彼らが家を出ていって夫と2人きりになったらどうしようって。しかも、子育てが終わったら引っ越したい、リフォームしたい、そう言いながら、60代後半、70代になり、住み替える体力がなくなっちゃったという知り合いもたくさんいて。元気なうちからちゃんと考えねば、と。

渡辺 そうなんです。だから、私も早めに動き始めたいんです。でも、夫はまったく乗り気じゃない。なんせ、夢を詰め込んだ家なので、住み替えなんてもってのほか、リフォームすらやる気がなくて(笑)。