「キッチンに妻がいないのが大事なんだなって」

晩年は施設に入ることを考えて、引っ越しの際に大型家具はほぼ処分。収納は作りつけに。ダイニングの棚には食器のほか自家製の果実酒が。気が向いた時にすぐ取り出せる。

渡辺 上田さんの仕事場と旦那さんの書斎と、その中間にキッチンがあるというレイアウトがいいですよね。

上田 そうなんです。料理をするのが私の仕事ですから、いままではずっとキッチンにいたんです。そうすると「お昼は?」ってなっちゃう。でも私は、1階で仕事をしているので、2階のキッチンにはいない。夫はお腹が空いたら自分でなんとかしなくちゃいけない。いまは定年して基本家にいますから、毎日3階の書斎に“出勤”して、お昼になったら2階に下りてきてラーメンなんかをつくって食べてるみたいです(笑)。

松本 勝手きままに。

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上田 もう60歳過ぎてますから、カップ麺を食べようがレトルトカレーを食べようが、どうぞご自由にって(笑)。ですから、キッチンに妻がいないのが大事なんだなって思いました。

※他にも、家の「ダウンサイジング」のための断捨離の秘訣、夫婦が心地よく過ごせるための距離感をどのように間取りに落としこむか……など、記事全文は『週刊文春WOMAN 2026夏号』で読むことができます。

写真:平松市聖

のみやまき/1960年北海道生まれ。ピチカート・ファイヴのヴォーカリストとして90年代渋谷系ムーブメントを起こす。モバイル・ファンサロン「おしゃれ御殿」好評募集中。

まつもとたかみ/1965年大阪府生まれ。80年代後半、ソニーなどの名CMでCM女王と呼ばれる。本人がプロデュースした更年期世代の女性に嬉しいアイデア満載の『大人の女史会』×「natiaral」のコラボアパレルが発売中。

わたなべまりな/1970年東京都生まれ。87年おニャン子クラブ解散後はタレントとして活躍。2000年代には台湾旅、ピラティスのブームの火付け役にも。フォトエッセイ「不機嫌ばかりな私たち」(講談社)が発売中。

不機嫌ばかりな私たち

渡辺 満里奈

講談社

2025年5月29日 発売

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