国内唯一の紅茶関連業者団体である日本紅茶協会は、2025年の業界10大ニュースの1つとして「第三次紅茶ブームが到来」と発表した。ホテル・カフェでアフタヌーンティーを楽しむ「ヌン活」の浸透や、紅茶専門店・特化店の増加などが寄与している。

 さらに、同協会では、2025年から6月10日を「アイスティーの日」に制定。近年の猛暑や紅茶トレンドの追い風を活かし、アイスティーの需要活性化を促すという。

 こうしたブームを巻き起こすこととなった要因の1つが、コンビニ業界の絶対王者・セブン-イレブンの取り組みだろう。

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 2000店舗規模まで増えた「セブンカフェティー」は、2026年度上期中に5000店舗、年度末(2027年2月)までに1万店舗へ順次拡大する計画だ。

セブン-イレブンの紅茶マシーンは、2027年2月までに1万店に導入予定だ(筆者撮影)

 先行する報道によれば、コーヒーは朝に売れる一方で、紅茶は午後に売れることも多いという。また、スイーツなどと一緒に買われて驚くほどコーヒーとカニバリしないそうだ。

「日本初上陸」のチェーンも好調

 街中に「紅茶特化店」も増えた。台湾発祥のティーカフェ「ゴンチャ」を筆頭に、タリーズやスターバックス、サンマルクでは紅茶特化店も展開している。

 紅茶を含めた「お茶」ブームを受け、海外のチェーンも近年はどんどんと日本に進出している。その1つが、2025年12月に名古屋市で開業したマレーシア発の中国茶ドリンクブランド「BEUTEA(ビューティー/茶仙子)」だ。

日本上陸を果たしたマレーシア発ティーカフェ「ビューティー」が好調だ(写真提供=Miradear)

 初日から最大1時間待ちの行列ができる盛況ぶりで、女性を中心に高い人気を獲得。まだ1店舗のみの展開ながらLINEの登録者数は1万8000人を数え、3年後には国内100店舗を目標に掲げる。