朝食を抜くことで昼食後の血糖値が跳ね上がる「セカンドミール現象」を解説し、「朝食抜きダイエット」に潜む2型糖尿病のリスクを明かした前編。しかし、私たちが日常で良かれと思ってやっている、あるいは見過ごしている「ヤバい生活習慣」はそれだけではなかった。
後編では、現代人が陥りがちなさらなる2つの不健康習慣へと切り込む。ダイエットの味方と思われがちな「カロリーゼロ飲料」の盲点や、多くの人が放置している「歯ぐきの出血」がなぜ糖尿病リスクを跳ね上げてしまうのか、最新のデータをもとに医師がそのメカニズムを徹底解説。
さらに、今日からすぐに実践できる、血糖値を下げるための「3大やっとけ」も。新刊『#3大やめとけ 21人の医師が教える 寿命を縮める「ヤバい」生活習慣』(高橋書店)より一部抜粋してお届けする。(全2回の2回目/最初から読む)
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カロリーゼロ飲料をがぶ飲みしてませんか?
「カロリーゼロだから安心」という考え方は、いま一度見直しても良いかもしれません。
たしかに人工甘味料入り飲料は血糖値を直接上げにくく、砂糖入り飲料よりも健康的に見えます。しかし、2025年に報告されたオーストラリアの約3.6万人を14年間追跡した研究では、人工甘味料入り飲料を1日1回以上摂取している人は、2型糖尿病の発症リスクが約38%高いという関連が示されました。
同研究では砂糖入り飲料もリスク増加と関連していましたが、その増加幅は約23%でした。因果関係の断定はできませんが、少なくとも「ゼロカロリー飲料だから安全」と言い切るのは難しいでしょう。
