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那覇の未成年バーにたむろする若者たち
彼らは、無知だから薬物に近づいているわけではない。危ないことも、やめられなくなることも、見て知っている。友人が震え、ろれつが回らなくなり、事故を起こす姿も知っている。
それでも止まらない。なぜなら、薬物は彼らの遊び場、人間関係、金の流れの中に入り込んでいるからである。
少年によると、薬物を買う金がなくなると、今度は売る側に回る者もいるという。暴力団の世界ではなく、もっと若い者たちの間で小さな売買が回っている。
売られる側だった少年が、いつの間にか売る側に回る。そして、その金でまた薬物を買う。かなり幼稚で、かなり危ない経済圏である。
私たちの時代の非行少年には、金がなかった。缶ジュースを買う金にも困っていた。先輩に奢ってもらい、友人から小銭を借り、何をするでもなく夜を過ごしていた。
ところが今の非行少年たちは、どこか妙に金を持っている。もちろん、全員がそうではない。しかし、少年たちの周りに、私たちの頃にはなかった金の回り方があるのは確かだと思う。
その1つの場所が、未成年バーである。那覇や本島南部には、未成年の少年少女が集まるバーのような場所があるという。18歳未満の子どもたちが出入りし、時には女の子が接客のようなことをし、客もまた未成年である。大人からすれば、そんな場所が本当に成り立つのかと疑いたくなる。
しかし、実際にその世界を知る16歳の少女は、あっけらかんと話していた。
「笑気麻酔はみんな、めっちゃやってる。未成年バーでやってる子が多いです」