「得たものは、刑務官に支えてもらったのもあるし、いい弁護団にも出会いました。もちろん支援者の方々にも。多くの方に支えてもらいました」

――内面で変わった部分は?

「刑務官に対しても素直になれるようになりました。もともとは素直じゃなかったというわけではないんですけども、弁護人にはもちろん、刑務官にも自分の気持ちを伝えられるように」

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世間に言いたいことは…

――世間に対してなど、なにかおっしゃりたいことはありますか?

「いや、あの、よく聞かれるけど、わかんない」

――とくに無い?

「よくわからない。というか、怖い、怖いです。怖いイメージしかないです。週刊誌に書かれたことが事実じゃなかったりとかで、これまで怖い思いをしたので」

――世間が怖い?

「世間というか、わからない。なんか、なんかね……」

「犯人性の話ではない」と前置きして、言った。

――こうして上田さんの声に耳を傾ける一方で、被害者の方々の声も聞かなくてはなりません。上田さんの知っている方たちが亡くなっていて、いまもその遺族の方たちは真実を知りたいとおっしゃっています。そこで、真実を知りたいとする方たちに何か言えることはありますか?

「ああ……。うーん、それはお答えできません」

――今後の生活と過ごし方で、思われることは?

「弁護団がついています。弁護団と弟(支援者の1人)を信じます」

――弁護団と支援者は裏切れない。

「裏切る……。裏切るってどういうことですか?」

――投げ出したりは、しない。

「してないじゃない」

――今後も弁護団と支援者を信用して、戦っていく。

「弁護団と支援者を信用してます」

――その決意を、最後に。