なかでも冒頭に記した、特に大切に思っていたママ友と縁が切れたのは、ダメージが大きかった。やがて彼女との共通の友達はもちろん、なぜか別のコミュニティに属する友達までもが芋づる式に離れていく。

 いったい、何が起こっているのか。誰かが怪文書でも回したかと疑心暗鬼にもなった。しかしそれはすぐに、内省へと変化した。

毎夜寝床で繰り返す、不毛な一人反省会

 私はあの人に、何をしたのだろう? 何が悪かったのか? 布団の中で一人反省会をする夜が続く。何もわかりっこなかった。誰も教えてくれないし、自分自身の変化には気づくことができないのだ。

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 みんなが私を嫌っている、それは私がおかしいからだ。そんな被害妄想に取り憑かれ、特に関係が変わらない友達にすら疑念を抱くようになった。LINEの返事が遅れれば、「この人とも終わったか」。約束をしていた相手がインフルエンザで来られなくなった時も、「仮病じゃないか。本当は別の予定を優先したのではないか」などと疑う。

 今も続くさっぱりした性格の友達は、「いい加減にして、あんた病気だよ」と笑った。メンタルクリニックのお世話になるほどではなかったけれども、確かに、一時期の私は病んでいた。更年期症状も相まって、私のメンタルは箸でめった刺ししたはんぺんのように、ぐちゃぐちゃ潰れていった。

「親しかった人が離れるのは、あなたのステージが上がった証拠だよ」

 そんなふうに慰めてくれる人もいたが、すっかり心を強張らせた私には素直に受け入れられない。