「ずいぶん迷ってね。娘と、先生とも相談をしたのだけど、やっぱり第1志望校へ行くことにしたの。チャレンジ校に受かったことは、彼女の自信に繋がったと思うけど、校風は合わないと思うから」

「本当におめでとう。選べるのが、うらやましいわ!」

「結衣子さんも、サポート本当にお疲れさま。なんとか終わって、お互いにホッとしたわよね。受験前から、いろいろお話しできて助かった。一緒にこの荒波を乗り越えた仲間として、これからも仲良くしてね。情報交換もさせてほしいし」

ADVERTISEMENT

「もちろん。まだこの先に大学受験も待っているしね。これからもぜひ、お付き合いしてね」

 そうやりとりをして、笑顔で別れました。

すれ違うママ友たち

 希さんと紀恵さんとのグループLINEに連絡をしたのは、この塾の報告会が終わり、私自身も諦めがついた3月のはじめごろです。

 結果を伝えると、2人は「頑張ったね」「お疲れさま」などと労りのメッセージをくれました。「久しぶりにランチはどう?」と送ると、日程を決めよう、というやりとりはあったものの、具体的な日にちは決まらないままでした。