「とにかく大会を邪魔したくない……」
青空 とりあえず、ちゃんとやるというのが大前提になってしまっていたので……。
――ずいぶんと控えめですね。
青空 トップのニューヨークさん、2番手のかまいたちさん、3番手の和牛さん、4番手のすゑひろがりずさんと、それぞれが持ち味を発揮したので「とにかく大会を邪魔したくない」って思っちゃったんですよね。イチかバチかではなく、ちゃんとやろうという方に舵を切った。その結果だと思います。
伊織 前の4組の点数にメンタル的にやられてたところはありますね。なんか、みんながみんなすごいな、と。雰囲気にのまれていました。
――ネタを終えた後、今田耕司さんに話を振られて伊織さんが「緊張という名の緊張を……」とコメントしていましたが、あれは考えてきてたのですか。
伊織 いや、まったく考えてないです。そんなこと言ってましたっけ?
――おもしろかったので、考えてきたセリフかと思いました。素の感じでしゃべっていたんですね。
青空 終わった後は、もう、そうでしたね。ただ、審査員の方とか、この場を全部しっかり見ておこうとは思ってました。大好きな舞台で、やっと立てたので。
伊織 確かに。でも僕は(司会の)上戸彩さんは見られてないです。いたかも覚えてない。
――点数的には7人中6人が90点台で、そこまで3位のすゑひろがりずを上回る「639点」でした。ただ、表情を見る限り、そこまで「やった!」という感じではありませんでしたね。