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 うちでは子供たちそれぞれの机の前に2カ月分のカレンダーを並べて下げていました。4人いるので8枚、さらに私自身の分が1枚で合計9枚ありました。では、目の前に2カ月分のカレンダーがあると何が良いのでしょうか? 今だと5月、6月のカレンダーを用意することになります。例えば6月5日に模試があるとします。カレンダーが5月だけだと5月31日になってカレンダーをめくり、そこではじめて6月のカレンダーを見て「6月5日に模試だ! 準備しなくちゃ」とようやく実感するわけです。それでは遅すぎます。

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 2カ月分を並べておけば、子供は常に先々の予定まで目に入るので、6月の模試は5月から意識して、準備を早く始めることができるわけです。模試までの日数を常に把握し、逆算して自分が今何をすべきか考えることができます。そのような感覚が受験には不可欠なのです。

【ポイント2】英単語は1単語につき1つの意味を覚えればまずは十分

 では今の期間中は何をすれば良いのか。大学受験の場合も「復習」です。具体的に科目ごとのお薦めのやり方をご紹介しましょう。

 英語は英単語の総復習が第一です。英単語はまず「発音」を覚えましょう。よく単語の「意味」ばかりを覚えようとする人がいますが、正しく読めない単語の意味は、いくら頑張っても覚えられないのです。読み方を知らない漢字を無理やり書いて覚えようとするのと同じです。単語を見てすぐに発音できますか? その発音のどこがポイントか即座に言えますか? 「えーっと」と考え込んでしまうようでは不十分です。最近は市販の単語帳に発音のCDが付いているので、それを何度も聴いて覚えるのが良いでしょう。

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 発音を覚えたら、次は意味です。たいていの単語帳には1つの単語につき、4つも5つも意味が書き連ねてあります。「go」であれば、「行く」の他にも「向かう」「通う」「運行する」など書いてあるでしょう。でも、ここは「行く」だけを覚えるのです。残りの意味は見ない。覚えるのは代表的な意味1つだけ。単語帳には一つの単語につき、発音記号や例文、名詞形や形容詞形のそれぞれの活用などたくさんの情報が書いてありますが、欲張っても一度では覚えられません。

 気に入った1冊の単語帳を最後のページまでなるべく早くやり終えて、何度も繰り返すことが大事なのです。一番初めの単語から、書かれている説明を全部覚えながらやろうとすると、必ず途中で挫折します。まずは、一つの単語につき意味は一つのみ暗記。それだけでも1冊やり通せば相当な量の単語を覚えたことになり、文章を読む力もつきます。