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35位「3Bバッチ」
「誰でも憧れの『金八先生』のクラスメートになれるアイテム。金属製で学ランの襟元に装着してクラスメート気分を味わった。実際のドラマでは『3-B』だった」80年、20円、コスモス製。
34位「工具ペンダント」
「当初は男の子用の工具のミニチュア玩具だったが、人気がでなかった。試行錯誤の結果、チェーンをつけてペンダントにして女の子用に改造された。しかし、ノコギリやスパナを首から下げる勇気はない」82年、50円、コスモス製。
33位「びっくり電卓」
「元祖ビックリ箱みたいな感じで液晶部分にパンチが隠されていて、数字ボタンを押すとパンチが飛び出す。横15cm×高さ5cm。分厚い電卓に違和感丸出し。しかも、パンチの長さが極端に短く、電卓によほど顔を近づけないとパンチが届かない」81年、50円、コスモス製。
32位「ガチャガチャマン」
「『キン肉マン』のキン消しが爆発的に流行した時期に発売された。新たな超人キャラクターかと思ったら、実在しないキャラの『ガチャガチャマン』。キン消し同様、カプセルに3体入っていて、トイレから顔を出している『トイレマン』、爆弾を抱えている『囚人マン』などがあり、子どもたちがホンモノのキン消しと勘違いするクオリティだった」80年代中頃、50円、コスモス製。
31位「東京の女の子消しゴム」
「原宿系や都会のファッションが流行った時代で、シャレたハイセンスな女の子情報盛り沢山と思いきや、中から出て来たのは『努力』と刻印された消しゴム。中身の消しゴムは、人気プロレスラ―の写真がカバーにプリントされた同様の製品の使い回しだったことが判明している」81年、20円、今野産業製。