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羽生善治九段、「ひさしぶり」のタイトル戦へ

読売新聞写真部Twitterより

 2018年の竜王戦で失冠して「27年ぶりの無冠」となっていた羽生善治九段だが、今期は竜王戦ランキング戦1組で優勝すると、決勝トーナメントでも勝ち進んで挑戦者決定戦を制した。9月27日に50歳の誕生日を迎えた羽生九段にとって、2年ぶり137回目のタイトル戦登場だ。

 第4局が行われた「指宿白水館」は、3年前の「永世七冠」達成の地でもある。両対局者と立会人らは、名物の「砂蒸し風呂」で英気を養い、主催の読売新聞社による写真は将棋ファンを沸かせた。

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 七番勝負の結果は、豊島将之竜王が4勝1敗で初防衛を果たし、羽生九段の「タイトル100期」はおあずけとなった。