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【バドミントン:高橋礼華】
東京オリンピックの1年延期を受け、現役引退を決意した選手もいる。2016年のリオデジャネイロオリンピック(バドミントン・女子ダブルス)で金メダルを獲得した高橋礼華もその一人だ。松友美佐紀とともに、日本バドミントン史上初めてとなる、オリンピックでの金メダルを手にした2人は“タカマツ”ペアとして人気に。2連覇がかかる東京オリンピックへの出場を目指していたが、今年8月に現役引退を発表した。
会見では引退を決意した理由として、昨年から思うような結果が出せなかったことをあげつつも、「あと1年、自分の気持ちと体が持つのかなという気持ちもあった」と、涙ぐみながらオリンピック延期後の率直な思いを明かした。4年前にリオデジャネイロで金メダルを獲得した日と同じ、8月19日に行われた引退会見には松友美佐紀も出席し、「心から感謝の気持ちでいっぱい」と言葉を贈った。