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【バレーボール:新鍋理沙】
女子バレーボールの日本代表として活躍した新鍋理沙も、東京オリンピックの延期を引退理由として挙げている。2012年のロンドンオリンピックでは、全日本女子としては28年ぶりの銅メダル獲得に貢献。2017年のアジアバレーボール選手権ではMVPを獲得し、日本を10年ぶりの優勝に導いた。
しかし、東京オリンピックを目指す代表メンバーにも選出され、国際大会でのさらなる活躍が期待されていた今年、突如として引退を発表。6月29日に行われた会見では、怪我をしていた右手の指を4月に手術していたことを明かし、「私の中では東京オリンピックを終えたところで引退することを決めていました」「(オリンピック延期を受けて)絶望というか……私にとっての1年は、本当にとても長く感じました」と語った。今後の活動については「バレーボールの素晴らしさを伝えていくことができたらいいなと思っています」と、明るく口にした。