3位「SLAM DUNK」(井上雄彦、1990~1996)
3位は、今年1月に新たなアニメ映画の制作が発表された「SLAM DUNK」。神奈川県立湘北高校に入学した桜木花道は長身と身体能力を見込まれ、バスケットボール部に入部。いち早く才能を開花して1年生ながらにレギュラーとなり、同部は快進撃を続けて県予選を突破。広島県で行われたインターハイに出場することになります。登場人物の名言が多かったのも支持された理由の一つ。特に、バスケ部監督の安西先生の言葉が今も印象に残っているというコメントも多数見受けられました。
「連載が進むにつれて、表現力がどんどん増していく感じがして夢中になりました。終わり方含めて伝説的な作品だと思います」(男性・47)
「今でも記憶に残っている鮮烈な漫画」(男性・41)
「リアルな漫画で、作者が経験者であることがよくわかる」(男性・56)
「やっぱり光ったのは脇役たち。特にずっと赤木の厳しい練習にも耐え抜いて、陵南戦で日の目を見たメガネくんこと木暮さんの描き方はよかった! 憧れたスーパースターと同じ高校になれたのにケガを理由にグレてしまった彼に対する態度から、ようやく報われた! という展開は胸熱でした。当時自分も足を怪我して、ずっとやっていたスポーツをあきらめざるを得なくなり、入院中に出会った漫画だったので、心への残り方が違いました」(女性・40)
「必殺ショットがすごくかっこいい。プレイも迫力あって惚れぼれしました」(女性・39)
「父親から話は聞かされるものの、興味を持ち切れなかったバスケット。この漫画で一気にハマった。物語の中では、半年も経っていないのが信じられないくらい濃い時間だった。当時はオリンピックでのアメリカ・ドリームチームの活躍にも度肝を抜かれた」(男性・44)
「安西先生の言葉など名言も多い」(男性・39)
「圧倒的に青春で熱くなれる」(男性・34)
「今でも何度読んでも熱くなれる青春時代の宝物です。安西先生の名言『諦めたらそこで試合終了ですよ』。この言葉に、大人になってからも何度も救われました。そして、つい先日アニメ映画化で復活とのニュース! 今の若い人達にも是非手に取ってもらいたい名作です」(男性・49)
「地元の地名や地元の人をモデルにしたキャラクターが出てきて、『あの人のモデルは、どこどこ高校の監督』といった楽しみ方もできた。個人的には地域密着型の漫画だった」(女性・34)
「ド素人なのに恵まれた体格と資質だけで高校デビューしちゃった桜木花道をはじめ、個性と才能溢れた選手たちが魅力的。劇場版の製作決定のニュースを知ってワクワクしている」(女性・49)