4位「ドカベン」(水島新司、1972~1981)
水島野球マンガの集大成的な作品がランクインです。続編の「大甲子園」(1983~1987)、「プロ野球編」(1995~2003)、「スーパースターズ編」(2004~2012)、「ドリームトーナメント編」(2012~2018)などを含めると、連載期間は実に半世紀、コミックの総巻数は205巻を数えます。登場人物も、山田太郎、岩鬼正美、殿馬一人などの個性豊かな明訓ナインをはじめ、真田一球(「一球さん」)、藤村甲子園(「男どアホウ甲子園」)など、水島マンガのオールスターが登場。松坂大輔、新庄剛志などの実在のプロ野球選手も登場します。1976年にはアニメ化され、その翌年には実写映画も。こちらは俳優・永島敏行のデビュー作です。
「投手や4番打者が主役の野球漫画が多いですが、捕手に光を当てたことが新鮮でした」(男性・66)
「主人公はドカベンですが、チームメイトの岩鬼の破天荒さ、殿馬の上品なユニークさに心惹かれました。ライバルの存在も魅力的。不知火や武蔵坊など、今でも忘れがたいキャラクターが大勢います。キャラはユニークですが、野球のルールに忠実なのも魅力の1つでした」(男性・51)
「野球少年だったので青春そのものでした」(男性・59)
「多種多様なキャラクターが出てくるが、山田太郎の存在感が凄い。後にパラレルワールドで水島キャラが総出演するのが楽しかった」(男性・54)
「岩鬼正美という唯一無二の人間との出会い」(男性・53)
「夕方5時半からアニメの再放送をやっていて、何故か父親も一緒に観ていた。漫画本もすべて買い集めた。あり得ないとわかっているのだが、殿馬の秘打を楽しみにしていた」(女性・48)
「山田太郎に似ていると言われる」(男性・44)
「ピアノを足で弾くとは…」(男性・72)
「小さな巨人、里中くんが素敵でした」(女性・58)
「大河ドラマみたいだった」(男性・57)