1ページ目から読む
5/10ページ目

6位「キャプテン翼」(高橋陽一、1981~1988)

6位「キャプテン翼」(高橋陽一、1981~1988)

 サッカーマンガのパイオニア的作品が6位にランクイン。当時、野球に後れをとっていたサッカー人気を一気に押し上げ、Jリーグ創設の原動力にもなったと言われています。またアニメが世界50か国以上で放映され、ジダン、デル・ピエロ、メッシなど世界のスーパースターも本作のファンと公言しています。1994年のJリーグ発足時には続編「ワールドユース編」を発表し、新シリーズが続いています。1983年にはテレビ東京系でアニメ化され、全128話が放映されました。

「サッカーの面白さ、素晴らしさを日本や世界に広めたすごい漫画だと思う」(女性・28)

「サッカーファンは日本だけでなく、ヨーロッパの有名選手も愛読していた。ちなみに長男の名前もこの漫画にあやかり『翼』にしました」(男性・73)

ADVERTISEMENT

「大空翼という天才サッカー少年が、ワールドカップにも出場した事がなかった当時の日本代表をワールドカップで優勝させることを夢見させた。暗黒期の日本サッカー界に、夢や希望を抱かせてくれた作品」(男性・42)

「ダイナミックな描写とスカイラブハリケーン、タイガーショット、ドライブシュート等の必殺シュートに惹かれ、『週刊少年ジャンプ』での連載を毎週とても楽しみにしていた。日向、松山、三杉、立花兄弟、早田、次藤、シュナイダーなど翼のライバルたちにも惹かれました。そして私自身、影響されて小学校5年生の時にサッカーを始めました」(男性・44)

「日本のサッカー界への貢献度は計り知れない」(男性・38)

「小学生の時に流行って、クラスの女子でも女子サッカーブームとなりました! キャプテン翼を見た次の日には、クラスで番組の感想を言い合うほど盛り上がりました」(女性・45)

「みんなあこがれはしたものの、日向小次郎の袖まくりくらいしか再現はできなかったなぁ。スカイラブハリケーンとツインシュートを再現しようとして足首を捻挫した」(女性・40)

「当時女子の間でも『キャプテン翼』は人気でした。翼派、岬派、三杉淳派など、女子の間で論争が起こった。このマンガを読んでサッカーを始めた女子も多かったです」(女性・44)