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巨人の星が圧巻V! スラダン、キャプ翼、あしたのジョー、エースをねらえ、タッチが大接戦《「自分史上最高のスポーツ漫画」トップ10発表》

巨人の星が圧巻V! スラダン、キャプ翼、あしたのジョー、エースをねらえ、タッチが大接戦《「自分史上最高のスポーツ漫画」トップ10発表》

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9位「キャプテン」(ちばあきお、1972~1979)

9位「キャプテン」(ちばあきお、1972~1979)

 イチロー、新庄剛志など本作のファンと公言するプロ野球選手も多い、野球漫画の名作。名門野球部の2軍で補欠だった谷口タカオが、転校先の墨谷二中野球部で努力して信頼を勝ち取っていく姿に共感した読者が多かったようです。そんな谷口の姿勢は歴代キャプテンへと受け継がれ、同部を強豪チームに成長させます。スピンオフの「プレイボール」(本アンケート18位)とともに愛されたこの作品は、1980年にアニメ化もされています。

「いわゆるイケメンとかスター選手が出てくるわけではないところにリアリティーがある。スポーツ漫画で初めてマジ泣きした作品」(女性・49)

「谷口、丸井、五十嵐と個性の違う3人のキャプテンが引き継いでいくところは現在の漫画を先取りしていると思う」(男性・28)

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「『月刊少年ジャンプ』の連載時、キャラクターたちと同世代の野球少年だった。等身大の少年たちに素直に感情移入できた」(男性・60)

「TV放送当時、学生で野球部に所属しており、今でも見ると当時を思い出して懐かしい」(男性・55)

「ちばあきお畢生の名作。われわれ運動神経が今一つの人間に寄り添うストーリーで『ひょっとしたら俺も野球ができるようになるのでは?』と思わせてくれた作品。できなかったけど……」(男性・53)

「頑張りが好き」(女性・40)

「登場のキャラクターたち、みな親しみが持てる。皆で力を合わせやり遂げる野球の楽しさが伝わってくる」(女性・48)

「スポーツ漫画としては異質な、ごく普通の少年が野球に打ち込む姿に感動した」(男性・65)

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