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尼崎市担当者の回答は…
BIPROGY広報部に「再委託が行われていることを市は把握していたのか」と聞くと、〈お問い合わせのような実態の有無も含めて、第三者委員会にて調査がされ、事実が判明すると考えております〉と回答。“再委託先”アイフロントの清水治社長は、小誌の取材に対し、「私からは何もお答えすることがありません。ただ、尼崎市役所様をはじめ関係各所に多大なご迷惑をおかけして申し訳ありません。今後はBIPROGYさんと共同で事故の原因究明と再発防止に努めていきます」と答えた。
一方、尼崎市の担当者は、「今までの他の業務のことは(再委託されていたかどうかを)把握していませんが、今回の事案では再委託されていることは全く知りませんでした」と回答した。
市と委託業者で食い違う言い分。真相はどこにあるのか――。現在配信中の「週刊文春 電子版」では、尼崎市と業者の間で暗黙の了解として行われていた“名刺交換ルール”、Aさんが過去に起こしていたもう一つの“紛失事件”、当事者たちの言い分などを詳しく報じている。
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