「今後は法廷で争っていく」

 3月26日、不同意性交と不同意わいせつの罪で在宅起訴されたお笑いトリオ「ジャングルポケット」の元メンバー斉藤慎二(42)。被告となった斉藤は、張り詰めた表情で周囲にそう打ち明けていたという。

 事件は2024年7月30日、テレビ番組収録のため東京・新宿区の路上に停車していたロケバス内で起きた。

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「斉藤はこの日、共演していた20代女性のA子さんに性的暴行を加えるなどした疑いが持たれています。わいせつ行為は、密室の車内で3回にわたって行われた」(社会部記者)

 ロケを終えた数日後、A子さんは警察に性被害を相談。「同意なくわいせつな行為をさせられた」と訴えた。

「その後、警察は慎重に捜査を進めたうえで、昨年10月7日、斉藤を書類送検しました」(同前)

かつては俳優志望だった

 斉藤は警察の取り調べに対して、「軽率な行動で迷惑をかけたことを反省している」と供述した一方で、「無理矢理ではなかった」と“不同意”とされた点については否定している。

「斉藤の書類送検が報じられると、吉本興業は《重大な契約違反の疑いについて》とコメントを出し、斉藤との契約解除を発表しました」(同前)

「泥酔して帰ることもしばしば」

《重大な契約違反》とは実は、性加害だけではない。小誌(24年10月17日号)は、斉藤にはギャンブル依存症からくる多額の借金問題があることを報じた。

 斉藤が表舞台から姿を消してから早半年。実は未だに“借金地獄”に苦しんでいるという。斉藤と交流のある芸能関係者が明かす。

「昨年の12月末ごろから、知り合いの芸人や、『斉藤を拾いたい』と意欲的な芸能関係者らと頻繁に食事に行っている。元々、酒はほとんど飲まない斉藤だったが、泥酔して帰ることもしばしば。ただ、お金がないので奢ってもらったり『必ず返します』とまたお金を借りることもあるみたいです」

現在配信中の「週刊文春電子版」および4月3日(木)発売の「週刊文春」では、斉藤の現在の仕事や暮らしぶり、示談を取り巻く状況や本人への直撃など詳しく報じている。

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