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「イカメタルゲーム」で狙う

 「イカメタルゲーム」と呼ばれる船釣り専用のイカ仕掛けを使用する。仕掛けの下部にオモリの役割を果たす鉛スッテ、そして浮きスッテを二つ装着したシンプルな仕掛けだ。

鉛スッテのことをイカメタルと呼ぶらしい

 海底まで沈めたあと、船長から指示されたタナまで巻き上げてイカを誘う。スッテのカラーや誘い方で釣果が分かれるため、ゲーム性が高く、全国的に人気が高まっている釣り方だ。

スッテのカラーバリエーションが重要

 釣り場に到着すると、船長のアナウンスで水深やイカが遊泳する層が伝えられるため、私のようなイカ釣り初心者でも安心して釣りができる。明るいうちは「海底から5m以内を狙う」とのこと。しかし、本格的に釣れ始めるのは夜。それまでは船長から教えてもらった誘いでイメトレを行う。

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カウンター付きリールなのでタナが一目でわかる

 2回しゃくって10秒止めたり、大きくしゃくってゆっくり竿を下ろすなど、アピールと食わせの間を織り交ぜた“誘いの組み合わせ”をどれだけ持つかが釣果の明暗を分けるそうだ。とりあえず5手ほど携え、夜の本番を待つ。