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――民生さんがそのころ一緒にやっていたバンド、GOZの面子に加わるようなかたちだったんですね。

トータス アウェイな感じでやってましたよ。嫌でしたね(笑)。でも当時は電話番号しかお互いに知らなかったもんな。電話で呼ばれて行ってたのかな。

グループLINEのおかげで密に連絡を取り合うように

――いまのおふたりを見たら、絶対馬が合うはずだと思いますけど、どうやっていまみたいに仲良くなっていったのか不思議ですよね。

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トータス ほんとわかんない、僕も。でも長いことつかず離れずの関係で、それこそカーリングシトーンズを組むことになるきっかけのグループLINEができてからですよね。10年くらい前。(寺岡)呼人くんとか和義くんとか、吉井(和哉)くんにFLYING KIDSの浜崎(貴司)さん、あとKING(YO-KING)もそうだし。そこから密に連絡を取り合うようになったので、グループLINEのおかげです。

©三浦憲治

 ほんとにどうでもいいことまでね。ラーメン屋に行って写真を撮って、こんなラーメン食ってるとか、この機材がなかなかええでみたいな情報とか、バンバンやりとりするようになって。それまでは数ヵ月とか、1年会わないとか普通でしたから。

――そのグループLINEは、どうしてできたんですか?

トータス 2013年だったと思うんですね。家にいて、寝る前に風呂入って、12時くらいに上がったら民生くんから着信があって。そのころはそんなにやりとりなかったですから、珍しいなと思ってかけ直したら、「お前、またウルフルズやるらしいな」っていきなり言われたんです。

「いま飲んでるから来い」と言われて

――ウルフルズは09年に活動を休止して、14年に再開します。その再開前だったんですね。

トータス ちょうどその活動再開の準備をしてたんですけど、まだどこにも漏らしてなかったのに、「え、なんで知ってんの?」って。それで「いま飲んでるから来い」と言われて、嫌やな、面倒くさいなと思いながら居酒屋に行ったんですよ。そうしたらそこに民生くんと陽水さん、呼人くん、Mr.ChildrenのJEN(鈴木英哉)、リリー・フランキーさんがいて、あと誰かいたかな?

「いよいよウルフルズやるらしいな」って、みんな酔ってるからいじくり倒されて、そうしたら呼人くんが「トータスくん、LINEやってる?」って言うんです。「疎いから全然わからへん」とか答えたら、呼人くんが僕のスマホに全部セッティングしてくれて、「トータスくんと民生くんとJENと俺、4人のグループLINEだからね」って。そこにあとから和義くんや吉井くん、KINGや浜崎さんが入ってきたんですよね。